備蓄保管ラック防災のための備蓄保管ラック
大規模な災害等の際、「東京都帰宅困難者対策条例」(平成25年4月より施行)では、事業者による3日分の水・食料・その他必要物質の備蓄が努力義務となっています。 これは、従業員等の一斉帰宅が、発災後3日間の救助・救出活動のその妨げにならないよう、3日間は企業等が従業員等を施設に待機させることを努力義務化させたものです。
従業員が施設内に留まれるように、3日分の水・食料等の備蓄。
対象は、雇用形態(正規・非正規)を問わず、事業所内で勤務する全従業員となります。
共助という観点から、外部の帰宅困難者のために10%程度の量を余分に備蓄。
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- 必要な備蓄品
事業者は3日分の水・食料、生活用品、救急衛生用品などを従業員分を確保し、保管していかなくてなりません。また、その保管設備は、地震などの大災害に耐えうる強度、高い安全性を持つ設備にしていく必要があります。 パワー工業では、この備蓄用保管ラックを、事業所の環境、状況に合わせた設計・レイアウトを行っております。まずは、お気軽にご相談ください。
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- 耐震対策/揺れ衝撃に強いラック構造
- 棚・パーツの連結
- 壁・床への固定
- 落下防止/物品に合わせた落下防止バー
- 固定式・回転式タイプ
- 壁・床への固定
- 機能性/災害時に機能的に活用できること
- 物品の確認・出し入れが容易
- すぐに取り出せる設置場所
- 備蓄効率/効率的な備蓄品の確保
- コンパクトで効率の良い備品選定
- 効率的に保管できる設備の選定
■従業員数100名の企業での参考例(10%ルール適用で110名分)
1人分 | 数量 | 1箱サイズ(ケース) | |
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飲料水2ℓ入り | 4.5本 | 498本(6本入りケース83箱) | 330×190×320mm |
アルファ米 | 3食 | 330個(50個入りケース7箱) | 422×307×188mm |
乾パン | 3食 | 330個(24個入りケース14箱) | 325×475 ×135mm |
パン缶詰 | 3食 | 330個(24個入りケース14箱) | 330×480× 130mm |
真空パック毛布 | 1枚 | 110枚(10枚入りケース11箱) | 560×560×360mm |
最低の備品だけでの参考例ですが、これだけでも中量棚3~4台分になるかと思われます。 この他、電源類(バッテリー等)救急衛生用品、最低限の生活用品などの備蓄も必要です。 棚に精通した当社だからできる、安全性を基本にした効率的な保管設備とともに、保管スペースのレイアウトもご提案しております。
備蓄倉庫や防災倉庫の設置には、社会資本整備総合交付金等による支援制度がありますので、ご利用をお考えの際は、ご相談ください。